大会長挨拶

 

大会長 奥本 正 名桜大学

 

 この度、第28回日本運動生理学会大会を3月5日(金)、6日(土)において、名桜大学(沖縄県名護市)にて開催するにあたり、ご挨拶申し上げます。
 日本運動生理学会が発足して本大会は28回目の開催となりますが、沖縄県において大会が開催されるのは初めてであります。大会は当初、昨年8月末に開催する予定でしたが、1月下旬からのCOVID-19ウィルス感染拡大により、2021年3月の開催に延期させていただきました。さらに、COVID-19ウィルス感染状況を鑑み、本大会は、会場型とオンライン型のハイブリット形式にて開催する予定にしています。このような運営は初めてのこととなり、会員の皆様にはご不便をおかけすることになると思います。しかし、多くの会員の皆様に事前登録、演題登録をしていただき感謝申し上げます。
 今回の会場型の開催となる沖縄県名護市は、沖縄県北部地域に位置しています。この地域は「やんばる(山原)」と呼ばれ、山や森林など自然が多く残っている地域です。会場のある名桜大学から少し足を伸ばすと、豊かな自然を楽しむことができます。また近くには、美ら海水族館、古宇利島、備瀬のフクギなど観光の名所があります。会場に来られる会員の皆様は、ぜひ「やんばる」の自然も楽しんでいただきたいと思っています。
 本大会のテーマは「21世紀の運動生理学を沖縄・やんばるから考える」とさせて頂きました。運動生理学は他の学問と比べて比較的新しく、18世紀頃に始まったと言われています。その後、20世紀に運動生理学は飛躍的に発達してきました。しかし、研究分野が細分化され、基礎的な研究と応用的な研究が解離したような印象もあります。21世紀の運動生理学は基礎的な研究と応用的な研究の統合を考えたいと思い、本テーマを設定しました。大会を通して、21世紀の運動生理学を考える機会になればと思っています。
 今回は、このテーマに関連した特別講演1題、教育講演2題、シンポジウム4題を企画しました。しかしながら、例年1日目の夜に開催しておりました懇親会はCOVID-19ウィルス感染拡大防止のため中止とさせていただきました。楽しみにしていただいた先生方には誠に申し訳ありませんが、ご理解いただきますようお願い申し上げます。しかし、2日目のお昼には、少しばかりのアトラクションを用意しておりますので、少しでも沖縄の雰囲気を味わっていただければと思います。
 最後に、会場に来られる先生方は感染対策を十分にとり、大会に参加していただきますようお願い申し上げます。本大会が会員の皆様にとって有意義で充実した交流の場となるためにも、多くの会員の皆様に参加していただき、大会を盛り上げていただければと思っております。
 本学会大会の開催に当たりましては、名桜大学をはじめ、多くの関係団体、協賛団体のご協力をいただき、厚くお礼申し上げます。

 

2021年2月